初めての優勝戦

 今日起きたら昼だったので、雑事のあとで多摩川競艇場に行きました。多摩川では開設52周年記念競走としてG1競走の「ウェイキーカップ」が11日から行なわれていて、今日は最終日になっていたからです。
 最終日には優勝戦が行なわれるのですが、実は優勝戦を本場に見に行くのは初めてで、そこの期待もありました。現地に着いた時は、あとは優勝戦のみという状態ですが、舟券は1号艇向所=4号艇辻の折り返しから流しました。レース開始時は雨が降っていなかったので、早めに水面際に出て場所取り。目の前を救助艇がゆっくりと走っていきました。風も弱く、水面は静かです。
 進入は142/356。スタートしたら1号艇向所と3コースの2号艇瓜生が早く見えたので、はさまれた辻はやや遅れたように見えました。辻のボートは軽く接触があって安定せず、向所は逃げて2番手は瓜生。それでもバックで辻は伸びてきたんだけど、届かなくて結局3番手。そのまま向所‐瓜生‐辻の1−2−4で決着しました*1。最後のターンを決めてゴールに向かってくる向所には、お客さんから拍手がわき上がり、ヘルメットを取ってウイニングランをするときには拍手と「おめでとう!」の声が。彼にとっては初めてのG1制覇だったのです。表彰式でも嬉しそうに「次はでかいのを狙う!」とSG優勝宣言をする向所選手。プレゼンターを務めた優木まおみちゃんが「スタートが.02というすごいスタートで・・・・・」というとどよめきが。あと0.03秒早かったらフライングで失格になっていたほどの好スタートだったのです。
 自分の舟券は外れました。でもそういう事実よりも、いいレースを見た気持ちよさのほうが上回ったんですよ。だから外したことに悔いはないといったら嘘になりますけど、見に行ってよかったと思いました。

向所浩二選手、これからも期待しています!
(画像は表彰式での向所選手。隣にいる着ぐるみが多摩川競艇のマスコット・ウェイキーくん)

*1:3連単は1番人気の1090円