フライングの話。

石塚氏のリクエストがあったので、今日は朝日新聞からこの記事の話題。

「100分の4」で1億8千万がフイ 福岡競艇
http://www.asahi.com/sports/spo/SEB200609120006.html

競艇のスタートというのは、競泳のようにスタート台があるわけではなく、スタートライン上の大時計が0を差した時から1秒の間にスタートラインを通過すること、というルールがあります。また、少しでも他の艇より前に出た方が有利なので、選手は出来るだけ0に近いギリギリのタイミングで突っ込んでくるわけです。そこで時としてフライングは発生します。
リンク先にもある通り、競艇ではフライングによる返還というのは珍しいことではないです。事実、手元の集計で、8月の1ヶ月間に全国24の競艇場でフライングを切った選手は120人くらいいます。だから、これは記事にするほどのことでもないわけで。実際SG競走の優勝戦で返還になると、返還額は10億円を越えることもあります。だから、G1競走で「珍事」というのは大げさですね。

ちなみに、私が買ったレースで選手がフライングを切ったこともあります。
辻ちゃんが娘。から卒業した日に、辻栄蔵選手が*1

*1:2004年8月1日・若松競艇場にて