「女たちのKYOTEI」の話。

深夜1時からの番組を見て、すごく考えさせられることがあって。
佐々木裕美選手が中心の構成だったんですけど、彼女の場合はどうしてもレース中の事故で旦那を亡くしたということに触れなければならないわけで、扱い方によってはすごく残酷なものになりそうなことも、オフシャルで告知された時に想像しました。
でも、そういう残酷さではなく、この世界の厳しさ、その中で生き抜いていくということに対する意志の強さ、それを支えたもの、それを彼女を通して伝えていたように思いました。

彼女もやはり辞めるということを考えたそうです。恐怖心はあったそうです。
それでも復帰したのは「ここで辞めたら旦那が責任を感じてしまうのではないかと思った。一番応援してくれたのは旦那だったから」という理由。

番組で登場した片山右京が、「レーサーというのは誰でもそうだけど、負けない強い意志を持たなければ、ましてや男に混じって勝ち抜いていけない」と言いました。

自分も状況に流されてばかりじゃ、このままじゃいけないって。
コタツに入って寝ながら見ていましたけど、途中からちゃんとした姿勢で見た、そんな番組でした。

いよいよ、あさってからは尼崎競艇場女子王座決定戦です。
http://www.amagasaki.gr.jp/