南砺福野の夏が終わっての話。

タイミングよく録画することができて、試合開始から終了まで見たんですけど、結果としては残念でしたね。
時として無名の公立校が旋風を巻き起こすこともあるんですけど、そうなることはできなかったということでしょうか。
初回、雰囲気に呑まれたのか、守備が乱れたり、ピッチャーのコントロールが定まらなかったり。結局そこで7点を取られてしまって、流れがつかめないまま試合が進んでいきました。天理にめった打ちにされたという雰囲気はなかったんですけど、確実にチャンスをつかんで結局1−15という大差がついてしまったというのは、力の差があったということでしょう。
ただ、1点取った。形はともあれ1点取った。そして試合終了の瞬間にスタンドから湧き上がるような拍手がおきたんですけど、そこに地元の期待、富山や高岡じゃない福野の高校が甲子園という夢の舞台でプレーしたということの感謝というかそういう気持ちがこもっていた様に思えました。あの拍手は天理の勝利を祝ってという感じじゃなかったと思うんです。

選手のみなさんお疲れ様でした。この経験は限られた人間にしかできないものですから、今後の糧にしていってくれることを期待しましょう。