フィギュアスケート・男子シングルFSの話。
高橋大輔選手の銅メダルはよくやった！と思います。
素人目でも、最初の４回転に挑んでで転んだ時はどうなるかと思ったんですけど、そのあとをしっかり演技することでリカバーして、メダルをつかみ取った感じがしました。そこは多分、高橋選手の転んだあとの演技にものすごい熱情というか、そういうものが見えたのに対し、そのあとで滑ったジョニー・ウィアーが、転ぶとかよろけるとかのミスがなくても、あっさり風味な演技に見えちゃったから得点が低いのかなと思いました*1。でも、得点が彼を下回ってメダルが決まった時は正直にほっとしました。
織田信成選手は演技中にスケート靴のひもが切れるというアクシデントに見舞われて残念な結果に。
本人が一番納得していないと思いますけど、NHKで聞いた談話だと「切れそうな感じはあったけど、感覚が変わるのが嫌だったからそのままにしていた」とか。感覚が変わると演技にも影響は当然あると思いますけど、運がないとしか思えない。
実は彼の演技に大河ドラマのテーマとかを差し替えたMADは何回もリピートして見る傑作揃いなので、いずれはそれで天下統一を目指してほしいと思います。（チャップリンメドレーが悪いわけではないので念のため）
小塚崇彦選手は８位ということでしたけど、コーチの「背中ポン」から練習してきた技を一つ一つていねいに演技していた感じを受けました。チャレンジャーらしくよくがんばったって感じです。
「絶対王者」プルシェンコは４回転もちゃんと決めてたし、これといって大きなミスはない様にも見えましたけどまさかの２位。３年間競技から離れていたのが影響したのか、妙に涼しげに演技してたというか、「余裕のポーズ」とか実況に言われるくらいだから、そういうふうな空気がジャッジに伝わったのかな。
で、ライサチェクがビッシビシと技を決めるダイナミックな演技で金メダルという結果に。
「シェヘラザード」という重そうな曲*2に重そうな黒ずくめの衣装だけど、背が高くて手足も長いからかえってそれが生きたんでしょうか。
- アーティスト: モントゥー(ピエール),ストラヴィンスキー,リムスキー=コルサコフ,パリ音楽院管弦楽団,ロンドン交響楽団
- 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
- 発売日: 2002/03/27
- メディア: CD
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本当に、これほど熱入れてフィギュアを見たことないくらい感動しました。
あと男子は白と黒のモノトーンの衣装が多いというか、みんなそうだったんですね。で、骨の衣装でインパクトを残したケヴィン・ヴァン・デル・ペレンはどんな衣装をだったというと*3、黒地に緑と黄緑をあしらったデザインだったんですけど、メッシュみたいな薄い生地なのか黒と肌の色が微妙に混ざって茶色っぽく見えたんですね。それで、迷彩服に見えちゃって。*4
これは絶対骨のせいだｗ
