「水上の挑戦者SP」の話。

先日の日曜日に平和島競艇場で行われた「SG第45回総理大臣杯」のテレビ中継が、いつものU局じゃなくてTBSだったことには驚きましたが、その内容も徹底的にギャンブル色を拝した内容だったのにはさらに驚きました。
今年からは運営側が「ボートレース」ということばを積極的に使うようになって、競艇の色がちょっと変わるのかな、っていうところも感じてはいたのですが、内容もオッズとかレース前の選手インタビューのようなものもなく、一部の選手のドキュメンタリーのようなものをはさみつつ、レースの中継をするという一般的なスポーツ番組のようなものでした。「現在の一番人気は1号艇の○○選手からの1−2、何点何倍です」とかも一切なし。
 もともと、「水上の挑戦者」というのはSG競走の前とかに放映する宣伝番組のタイトルでもあるんですけど、それをレース中継に持ち込むというのは仰々しい演出の好きなTBSらしい大胆なやり方だとは思いました。それで12台のカメラを設置しての中継だったのですが、肝心のレースで残念な結果に。「12R優勝戦」の字幕*1が進入の艇の動きを隠してしまって、進入で2号艇がインを奪った時のことが見えなかったこと、寄りの映像が多くて、ターンの時に何があったのかがわかりにくいという残念な放送になってしまいました。
ただ、水面際にカメラを設置するとかの試みは今までやったことがないだけに面白い。
いずれレースのボートにオンボードカメラをつけてくれることを期待したい*2。競馬や競輪には多分できないことだけに*3
優勝戦レース結果

*1:月桂冠の模様つきの大きいものだったため余計に

*2:水しぶきで映像にならないこともあると思いますけど

*3:モトGPではやっているわけだし、オートレースなら可能かも