コミックス「けいおん!」まとめ買いしてきました。の話

けいおん! (4) (まんがタイムKRコミックス)

けいおん! (4) (まんがタイムKRコミックス)

 昨日第4巻が発売されて、秋葉原の方では文字通りに飛ぶように売れたとかの話がきています。初回の入荷数が〇千冊だとか。かつてそういう販売の現場にいた人間にとってすれば、それはまさに夢のような話なわけで、そういう現場を体験してみたかった*1。もっとも、店舗の独自特典目当てに並んでは早速転売するというのには腹立たしいものを感じないわけにはいかないのですが。
 かく言う私も今日の面接の帰りに憂さ晴らしというかそんな気持ちで、1巻から4巻までまとめ買いしてきたのですが、既刊のものにはブロマイドと下敷き、といっても下敷きはアニメ誌の付録でしたけど―― がついてきてその下敷きを持っている自分は困ったのですが、それはともかく一気に全4巻読んじゃいました。
 意外とアニメとは違うんですね。もちろん、エピソードはアニメにもふんだんに出てきますけど、取り上げられなかったエピソード、ひとつ挙げれば憂が和を「和ちゃん」と呼ぶシーンなどはアニメになったらどうなるか、それぞれのCVで見てみたかったので、アニメを見ていた自分にも結構興味深かったです。考察している人もいましたが、原作をなぞるだけではアニメ化というものはうまくいかないですけど、ぜんぜん違う話になっても問題になるわけで、そこのさじ加減というものは、アニメ化に際しても苦労したんだろうなぁ、という気持ちがします。
 でも、一番大変だったのは原作のかきふらい先生だと思います。
 社会現象化したムーブメントの中で、いろいろな苦労もしたと思うんですけど、無事完結まで持ってきたというところに感謝の思いを表したい気持ちです。

*1:ハリー・ポッターも飛ぶように売れましたけど、自分の経験ではそこまでの感じはしなかった気もします