「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」アニメになる、の話。
もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら
- 作者: 岩崎夏海
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2009/12/04
- メディア: 単行本
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そんな中でダイヤモンド社の営業担当者がチラシを持ってこの本の営業に来たのですが、「ちょっと変わっているんですけどね」って感じで、売れる確信のないような状態だったのを覚えています。自分も「意外と面白いかもしれませんね」って感じで注文を出した記憶があるのですが、それが去年の今頃だったかもしれません。そして、年を越す前に僕は辞めたのですが、発売直後に売れないとヒステリックに返品指令を出す上の人間*2の目をくぐり抜けて、そのあとどれだけ売れたのかはわかりませんが、多分それなりに売れていたでしょう。もしも、もう少し早くこの発売が来ていたら店の中での僕の立場はどうなっていただろう、そんなことも考えます。でも、そういうことを今考えても仕方ないですから、最初に「意外と面白いかも」って思った自分の感性はそんなに悪いわけではなかったんだなって、思うことにします。
なぜこんなに売れたのは僕もよくわかっていません。まだ読んでいないので。AKBの峯岸みなみが表紙の女の子のモデルだったからだとか、いろいろ言われていますけど*3、生誕100周年でドラッカーが取り上げられる機会が多かった時に、こういう入門書のようなものが出たことがタイミング的によかったのかもしれません。
もっとも、このニュースを見て僕が最初に思ったのは、
「あ、アニメ化なら買わなくてもいいかな」
でした。
ではまた。