ももいろクローバー、下克上宣言する。の話

 きょうのスポーツ新聞にも掲載されていましたが、昨日は池袋のサンシャイン噴水広場でイベントを行い、天下統一を目指して武将コスで登場したとのこと。もっとも世間にはAKBの天下統一ムードが漂っていますが、そんな中でも彼女たちは「(AKBに)あこがれはありますけど下克上したい」と。ちなみに「ピンキージョーンズ」の週間ランキングは8位。危うくベリ(7位)が血祭りにあげられるところでした。

 彼女たちはこの日曜日にも池袋でイベントを行っていたのですが、そこに足を運んでみたのでちょっと書いてみようと思います。
 曇り空の午後の池袋。東武百貨店の屋上で、こういった歌手のイベントが行われているというのは、あまり聞いていなかったのですが、MCによると1年ぶり3回目とのこと。今回はUstreamの中継も入って、歌ったのは11曲、というきちっとしたライブでした。
 基本的に彼女たちは衣装が色分けされています。ですが、今回は全員スクールガール風の衣装で歌っていたので、そのせいなのか、最初人垣の後ろだとなかなかメンバーの判別ができなくて苦労しました。でも最初のMCである程度わかってきた感じで、そのあとは問題なく見ることができました。
 見ていて気づいたことなんですけど、客層が若い気がしました。アイドルって結構年上の人も現場に来ているイメージがあって、そこを揶揄されがちなところがあることは、自分もその一部であるだけに否定はしないのですが、きょうの見物人は彼女たちと同世代かちょっと上がほとんどな感じ。女性もハロー系に比べると結構いる感じがしました。ハロー系でも増えているようですけどね。まぁ、どこの現場でも変なことをする人は必ずいるものだということも実感したのですが。
 曲は「ココ☆ナツ」から見ることができたのですが、テレビだとどうしてもセンターにいる夏菜子に目がいきますが、生で見ると本当に全体が激しく動くのがわかります。髪を短くした早見あかりのネクタイ姿は「あかり△!」とツイートしたくなる衝動にかられてしまいます。有安杏果の弾むようなリズム感とかは人垣の後ろから見ても感じられます。
 がっつりとしたライブの中で印象に残ったのが「走れ!」という曲でした。「ピンキージョーンズ」にせよ、その前の「いくぜっ!怪盗少女」にしても、歌詞にメンバーの名前を織り込んだりとかのネタ的な部分もある曲なのですが、これは本当にラフスケッチみたいに彼女たちの日常を描いた感じで、詞が気に入りました。タイアップするのがラノベ原作だったらこっち使ってもよかったんじゃないかなってくらい。
 物販は午前の部で売り切っちゃったそうで、何もしないで帰ったんですけど、新世代アイドルは今までのハロー系とかとは捉えられ方が違うのかな、っていうのが印象に残りました。それは同時に自分が年をとったということなのかもしれませんが……

ちなみに曲はiTunesで購入しました。
ではまた。