あかりんの写真展を見てきました。の話

 想定外で仕事(バイトですが)が速く終わってしまい、早上がりになってしまった先日のことですが、ちょうど時間ができたので馬喰町のFOIL GALLARYで行われている、新津保建秀×早見あかりの写真展を見てきました。平日の昼下がりでしたから、僕以外の客はいなかったんですけど、帰り際に人が入ってきましたから、ちょくちょくと来客はあるようです。
 あかりんとは2009年頃から何度となく写真を撮っていたみたいで、発売中の「クイック・ジャパン」でも写真が使われています。
 場所も比較的すぐわかりました。けれど、思ってたよりも小規模な展覧会でした。雑誌に掲載された作品も展示されていますけど、ちゃんと写真の配置にも意図を持っていることがわかりました。そして、企画として行われた環境音とのコラボレーションも、ヘッドホンの前には白い壁しかないんだけど、音が重なるとイメージの広がりが感じられました。別にあかりんがしゃべったり歌ったりするわけじゃない、音が流れるだけなんですけど、そこにはイメージとしての彼女が立っていて、何かの物語の1シーンのような、そんな想像をかきたてる。面白い試みだと思いました。

 自分がももクロに興味を持ち出した時はまだ彼女の髪は長かったですけど、初めて現場に行って彼女を生で見たとき、もうその時は彼女は髪を切っていたので、ロングヘアの彼女は慣れてないせいか、若干の違和感のようなものを感じました。だから自分は今の短い方が好きで、その時期の写真の方が綺麗に見えたのは確かだったと思います。でもきっとそれは、ももクロとして活動していく中で、彼女の持つ透明度のようなものが、それを生かすような中でくっきりとした輪郭を持ち始めた。これを書きながら思い出していると、そういう感じの記憶が思い起こされます。雑誌で見るよりもずっと綺麗に見えました。写真として飾るから、そう見えるのでしょうか。カメラは詳しくないのでちょっとわかりませんが。
 あまり詳しく書いてしまうとネタバレになってしまいますので、これくらいにしておきますが、とりあえず、5月14日までやっていますので、見に行くのもいいかもしれません(日曜日は休みなので要注意)。