通称丸目のお別れ。の話


 筆者は前々からの東武東上線の利用者なのですが、おととい昨日今日と東上線周辺は結構騒がしかったようです。
というのも、東上線を40年以上走り続けてきた8111Fという車両が、今日をもって定期的な運用から外れ、それで最後にヘッドマークをつけて走るということが発表されて、それを撮ろうとしたファンが各駅に集まるということになったようです。
 ずっと初期形態のまま走ってきたということが、ここまで話題になったことだと思うのですが、今までそういうことはぜんぜん考えませんでした。もちろん、東上線の車両はいろいろ見てきました。8000系の色がまだクリーム色だった頃から、ある日突然白と青の帯になって、ステンレスにえんじ色の帯の車両投入から、銀色の箱みたいな今一番新しい車両、そしてTJライナーまでの移り変わりを見てきても、いろんな車両を見ることができるのは悪いことではありませんでした。でも8111Fと表されたこの車両の「Fってなに?」という疑問すら浮かんでくる自分のこと、熱心なファンというわけでもなく、普通にこの日を迎えたのです。
 実は、昨日、所用で乗る機会があったのですが、普通に駅の発車案内の電光掲示で流れているし、川越市の駅のホームで待っているファンがいたんですね。わーお。そこでちょっと待っていたら入ってきたので、持っていた携帯で撮影してみました。それで発車しようとしたら、側面の8111という車両番号を撮影していたファンが発車間際に駆け込んでドアに挟まれるというハプニング発生。すぐに開いて事なきを得ましたが、池袋とかすごいことになっているのかなぁと思ってしまいました*1
 とりあえず昨日で引退のように思われていたのですが、そうしたら今日も普通に走っているという情報が。どうやら引退が一日延びたようですwまぁ、アンコールに応えて登場したと思えばいいかもしれませんけど、これで本当に定期運用から外れるとのこと。無事に走り終えたようです。
 これで、東上線はほとんどが銀色になってしまいました。みんな銀になってしまうのはちょっと寂しいですね。ただ銀でも、ちょこっとづつ違うのは悪くないとは思いますけどw
 
ではまた。

*1:近鉄ヲタが暴走することも目立っていましたし