愛ちゃん卒業、そして娘。は第3世代へ。の話

高橋愛卒業 - Togetterまとめ
 更新の間隔が開いてしまいましたね。でも、ここ最近はいろいろなことがありましたね。その中の最たるものといえば、やはり愛ちゃんが卒業してしまったことなのではないかと思います。
 自分は裕ちゃんがモーニング娘。を抜けてからは娘。を追うことも少なくなったのですが、それでも気に留める存在ではあって。そしてその中心に彼女がいたということも否定しません。彼女が娘。に入ってからの10年間というのは強い逆風が吹き付けるという時だったと思うのですが、その中心に存在し続けた彼女には批判の声も少なくなかったに違いありません。でも、いくつものウェブサイトの記事、そしてリンクで貼ったツイートの数々を見ると、そのような逆風の中で彼女たちが守り続けた娘。は、少しづつ芽を伸ばし続けていたのだと感じます。最近のMVとかを見ると、いまの娘。は「ハロプロクオリティ」とまで言われるようなパフォーマンスを披露できる安定感のようなものを感じます*1。「人気回復の兆しすら見える」というツイートを見ると、運営次第では驚異のV字回復もありえるように思えてきます。ツイートによると、武道館には若い女性客も多く駆けつけ、その数は客席の半数近くにまで達する勢いだったのだとか。なかなか信じがたい話です。以前は男女比8対2とか普通でした。AKBには行っていないのでわかりませんが、ももクロとかでも男女比はそう変わらない。そんな実感があっただけに、男女比6対4とかそれくらいと聞いて信じられませんでした。
 一体彼女たちを呼び寄せたのはなんだったのでしょう。もしかしたら、AKBの影響でアイドルの裾野が広がったことによって、娘。の安定感に光が当たって浮上したのか。それとも新世代勢力のイケイケな世界に嫌気が差して安住の地を娘。に求めたのか。テレビに出ていたかというと、そんなに変わらないような気がしているだけに、そういう点はこれからも注目してきたいところだと思います。そしてこういうことは卒業した今だからこそわかるのかもしれませんが、その基盤を作った中心にいたのが彼女だったのかという思いがしています。
 彼女を含めて5期メンバーの10年間というのは、娘。が初期メンバーの影響を直接受けていた時から、自分たちで娘。を作っていくようになった世代交代の時期に当たります。そして今回、4人の10期メンバーが加わることによって、メンバーの2/3は2011年デビューということになります。活動を続けていく限り、このメンバーは早い時期に娘。の中核になってゆくわけで、娘。は第3世代に入ったといえるでしょう。
 はたして第3世代の娘。がV字回復という奇跡を成し遂げるのか。
 今、娘。は結構面白いのかもしれません。

この地球の平和を本気で願ってるんだよ!(高橋愛モーニング娘。卒業記念盤)

この地球の平和を本気で願ってるんだよ!(高橋愛モーニング娘。卒業記念盤)

*1:もちろん内容に不満がないわけではないのですが