前田敦子卒業表明するの話。

 ということでいろいろと発表された最後のサプライズがこれと。
 巡回先には「驚きはなかった」という意見が多くて、そこが自分は意外に思っていました。たしかにいずれこういう時は必ずやってくるわけで、それがたまたま今だったということなのかもしれません。でも、やっぱり自分はこの時期に表明したことを意外に思いました。もしかしたら3日間の初日に東京ドーム公演が決まったことで、誰かがここを花道に出て行くのではないかということを感じていたのかもしれませんね。彼女はこれからたぶんですけど女優業が中心になるのでしょうか。先行きは決して明るくはない。私自身は推しているわけじゃないのでこういうことをいうのもアレですが。でもそこはしっかり応援してやるのがファンの務めってもんじゃないでしょうか。
 今回の事態を娘。におけるごっちんやなっちが抜けた時のように、AKBの下降線の始まりという意見もあるのかもしれません。自分はなっちの卒業表明のことを思い出しました。「ようやく私も、卒業が決まりました」とか言っていた記憶があるのですが、なっちにとっては娘。がそういう場所だったように、彼女にとってのAKBはそういう場所だったのでしょう。AKBはそう簡単に没落はしないと思います。何だかんだいわれていても、娘。がいまだに活発に活動している現状を見たら簡単に没落とはいえないでしょう。
 以前、その露出ぶりを世界経済における中国の存在にたとえて、「チャイナフリー」ならぬ「AKBフリー」の困難さを書きましたが、いくつかの記事によると今回SSAのステージに立ったメンバーはグループ全体で210人にものぼるのだとか。ハロプロ全体が最大時で確か70人くらいだったはずだからその数3倍。日本の1億2千万人と中国の10億人ほどとは遠いですけど、似たようなものだと思うと、誰かしら人材はいるでしょうし、そう簡単には落ち込むことは考えにくいと思います。