欅坂46の個別握手会に行ってみました。の話。

 遠征のついでといっては何ですが、5月1日に京都で行われた個別握手会に参加してきました。
 乃木坂にもそんなにはまらなかった自分が「サイレントマジョリティー」のMVを見て、すごいと思って。それでどんどんハマっていってしまいました。
 ライブ会場での物販とかインストアイベントでの握手会はありますが、事前に注文する形の46系の握手会は乃木坂も含めて未経験です*1。なので、お初の方に向けてというか、こんなことがあったよって感じで書いていこうと思います。
 個握の参加には抽選を通らなければいけないのですが、自分は、深く考えないで平手ちゃんの3部を1枚だけ申し込んで無事当選。日程も確保できました。
 自分の参加は3部だったので、遠征は当日移動でも十分間に合いますが、会場の「京都パルスプラザ」は京セラの本社の隣にある展示場です。京都駅八条口からの直通バスがあるとのことで今回はそれを利用しました*2。会場前には結構な人がいるのですが、どう見ても欅ヲタに見えない人がたくさんいます。実はこの日、同じ会場の別のフロアでイベントを行っていたのがでんぱ組.incで、カラフルなウイッグをつけていたりコスプレしていたりと実にバラエティに富んだヲタの方が沢山いました。今回は個別握手会のため、幕張メッセに1万人集まったと言われている全国握手会ほど人は出ないとは言われていますが、それでも場内に人は多かったように思いました。
 会場内に入るためには手荷物検査と金属探知機によるボディチェックがあります。飛行機で旅行したことがある人は空港での検査を想像していただくといいと思います(X線による検査の代わりに係員に鞄の中を細かく探されます)。場内は結構広いというか、そういう大規模なところでやってるんですが、それにしても広いです。チケットがなくても入れるフリースペースでは、写真のトレードがおこなわれています。その一角にのぼり旗がいくつか立っていて、それは生誕祭のメッセージ集めなどを行っています。「生誕委員」を募集して大掛かりにやるのは、48・46界隈の独特なものでしょうね。
 受付開始の時間が近づくと、待機列からの入り口でその部のチケットの確認を受けると、それぞれのレーンの入り口に分かれて並ぶことになります。ここでもチェックがあります。ここでのチェックは本人確認と枚数の確認が行われます。
 そして自分の順番がやってきます。手荷物は入り口で係員の用意したかごに預けます。メンバーのいるブースの入り口で手に何も仕掛けしていないことを確認されます。それでやっとメンバーのところに行けるわけです。
 「次の方どうぞー」と言われて進むと平手ちゃんがいるんですが、そこにいた平手ちゃんは、『サイレントマジョリティー』の神がかったかのような姿ではなく、年相応の普通にかわいらしい女の子でした。その姿に一瞬言葉を失いました。とにかく「いっぱい応援する、いっぱい曲もらってライブできるといいね」とだけ言い、彼女はうなずいていたのですが、手に念を込めた時に無情の「お時間でーす」の声で「あ、ラジオ送るね」と言ってたら剥がされました。

 こうして自分にとっての握手会は終わりました。個握だったこともあってか、結構ゆっくりした感じで参加できたように思います。通りがかったファンの中には胸のポケットに握手券を束にして突っ込んでいる人がいて、「いやぁ、そこまで金突っ込めないよなぁ」とか思ってしまう。でも、メンバーと会える時間はたとえ10秒であっても楽しいわけで。ツイッターでよく流れてくる握手会の会話も納得できるものですし、もうちょっと積みたくなる気持ちもあります。もっとも、100枚近く買う人はちょっと理解できませんが。

 自分はこの後、本来行く予定にしていた別の現場に向かうために大阪へ移動したのですが、この先の欅ちゃんたちの成長が本当に楽しみです。
 では。

*1:似た形式の48系もありません

*2:イベントのある日は増発されます。最寄駅は市営地下鉄・近鉄竹田駅