メロン記念日「今日もメロン明日もメロン クリスマスはマスクメロンで!」

(12月24日:東京厚生年金会館
 メロンのライブというのは初めてでしたけど、これがまた想像をはるかに超えるよいもので、素晴らしいイブの夜となりました。
 メロン推しっていうのは、今まではライブハウスでモッシュやダイブもやる過激なファンという、今からすれば古いイメージしかなかったわけです。でも実際に行ってみると決して過激というわけでもありませんでした。僕が見たものといえば、恐ろしいくらいにピッタリと揃った客席の振りやコールに、綺麗に緑で統一されたサイリウム
 パフォーマンスの面でもシングル曲を中心にやってくれたので、僕のような人でもとっつきやすい内容だったのがありがたかったです。
 僕が想像した限りのことですが、メロン推しの人って、曲を何度も何度も聞き込んでいる人が多いのではないだろうか? 特別に振りのリード役がいるわけでもなく、それでもあそこまで揃った動きをするというのは特筆に値します。客が無理矢理なコールを入れることもしないというのも衝撃でした。裕ちゃん推しも「紳士」といわれていますが、特に東京でのライブでこういう光景を見ることになるとは思わなかったのです。勝ち負けの問題ではないですが、正直、敵わないと思いました。 
 裕ちゃんの現場でも「紳士ツアー」の時から言われていますが、東京だとどうしてもMCで変に叫んだり、場に合わないヲタ芸をやったりする人が後を絶ちません(大阪とか名古屋とかではそれほどでもないそうですが)。なぜなんだろう、って思います。これは裕ちゃんに限った話ではなくて、例えばGWのあややコンでも、最後の最後の決め所、静まり返った場内で声を掛ける大馬鹿者に忸怩たる思いをしたものです。だから、東京は本当に環境の悪いところだという感覚が染み付いていたのかもしれません。
 ところがメロンでは叫びはしても、場を壊すそれが一切なかった。
 そこにメロンとファンがお互いにリスペクトし合っているように思えて(もちろん裕ちゃんもそうだと言いたいのだが)、僕はそこにうらやましさのようなものを感じたのです。
 終演後にタオルを買いました。次回ワンマンも期待したいです。

 あと、マサオくんのひとりMCはどこか女子プロレスの香りがしました。美容院に行った際「モヒカンにしてもよかったんだけど」と言っていたが、想像したらちょっと笑えました。

とにかく、メロン記念日恐るべし。