ムスメのムスメ。

週末の競馬では弥生賞チューリップ賞という、それぞれ皐月賞桜花賞のトライアルレースが行なわれ、アドマイヤムーンアドマイヤキッスがそれぞれ勝って、有力馬として勝ち上がりました。弥生賞で僕が期待したサクラメガワンダーは残念4着。本番でがんばってくれ。
「アドマイヤ○○○」という馬は近藤利一オーナーの所有馬なのですが、「アドマイヤ軍団」とか言われるくらい、たくさんの有力馬が現役で走っています。
 その中で土曜日に行なわれたチューリップ賞。このレースにはニシノフジムスメとヒトリムスメ*1という馬が出走していて、例の相方と電話した際に「ムスメ多いな」などと、おバカなことを言っていました。

 「○○ムスメ」という馬では、やはり「ウォーニングムスメ*2」に言及しないわけにはいかないでしょう。この馬は名前のせいでデビュー前から話題を振りまいた馬*3ですが、2002年の2月にデビュー、2004年の秋に引退するまで28戦して3勝・2着5回と、ダートの短距離を中心にそれなりの健闘をした馬でした。
 引退後はこの馬は繁殖牝馬となったのです。とすると、順調に進めば、いずれこの馬に子供が生まれると思われます。となると「ウォーニングムスメの娘」が生まれる可能性は充分にあるといえるでしょう。
 そうなると名前をどうするのかと勝手に妄想するのがヲタの性。勝手に想像してましたよ。「フサイチ」とか「ナリタ」とか「サクラ」とか有名馬主の冠号にハロー関連の名前をくっつけたりして。でも、ウォーニングムスメのムスメがデビューしたら、名前はそれなりの縁のある名前がいいなぁと思うのでした*4

と考えていたら、積んである本の中に優駿〈上〉 (新潮文庫)優駿〈下〉 (新潮文庫)(作:宮本輝)があったことを思い出しました。
また読んでみよう。

*1:ちなみに清酒の「一人娘」には「さやか」という商品がある

*2:馬名の由来は父ウォーニングの娘だから

*3:デビュー戦では後藤騎手が騎乗した

*4:競走馬の名前はカタカナで9文字以内という決まりがある。なお、明らかな商品名や牡馬に「ガール」牝馬に「ボーイ」などふさわしくないものはJRAの馬名審査で却下されるそうだ