SG第11回オーシャンカップ(若松)
昨日はオーシャンカップの場外発売で多摩川に行ってきました。
今回はナイター開催なので、仕事のあとでも買いにいけます。
僕が到着したのは10レースの締め切りのブザーが鳴っている時だったので、11レースからの参加です。
11レースは1号艇の鳥飼真からと考えていたのですが、いつも人だかりが出来ている予想屋はしきりに「穴、穴」と。この人の予想を買った事もありますが、この人は基本的に穴狙いなので、正直な所あまり当たらない。だから信用しない方がいいかと思っていました。しかし、このレースには4号艇に瀬尾達也という、スタートの速さに定評のある選手がいます。確かにスタート一発で瀬尾、というのも考えられます。予想屋の予想もそうでした。2連単が瀬尾‐鳥飼の4=1、瀬尾‐池田浩二の4=2。3連単が4‐1−2、4−2−1、1‐2−4、1−4−2でした。僕はそこでもうひとつひねりました。その外にいる5号艇の吉川元浩の頭流しです。つまり瀬尾のまくりに乗って差してくるのでは、ということでした。そうすればかなりの高配当が見込めます。
最終的に自分の予想の5−流‐流と、予想屋の予想にのって4の頭も買うことにしましたが、そこに2着で2と5を入れ、3着は薄く流しました。結果、それが4−2−3で的中し、18540円という万シューにつながったのです。
さて、残るは優勝戦です。
1号艇松井繁が一番人気。以下2号艇から上瀧和則、山崎智也、江口晃生、西島義則、田村隆信。
全員SG競走で2回以上優勝している豪華メンバーです。混戦が予想されました。
朝予想していた時は松井で堅いと思っていました。
お昼に新聞を読むと、カドを取るであろう、山崎のスタートがいいということでやや傾きました。西島もよく見えてきました。
多摩川に向かう時は、山崎か西島の配当の高い方で頭流し、と方針を決めました。現地に着いたら西島の方が人気がありませんでした。
スタート展示は12345/6でした。田村の単騎ダッシュでした。
展示タイムを見たら松井、上瀧、江口、西島の順で速かった。
その時、雑誌の「マクール」に
若松の特性として、向かい風の時には展示タイムが結果に直結しやすい傾向がある
という記事を思い出しました。松井‐上瀧、ということになるのかな、と思いました。1番人気でした。
さっきの予想屋の所に行くと、11レースを取った客が「ご祝儀」か千円札を何枚かあげていました。予想屋はそれを磁石で後の鉄板に貼り付けていきました。その予想屋の予想は山崎‐松井の折り返しでした。
11レースを取ったことで、若干気が大きくなっていたの僕は、「俄然強め!」と予想屋の予想に乗りました。そして行きの方針通りに西島の頭で3連単総流しをかけました。来れば連続で高配当ゲットです。
優勝戦ファンファーレが鳴って、レース開始です。
進入は1234/56でした。西島のカドです。
5と6のスタートが遅れました。その瞬間、僕は終わったと思いました。
しかし、西島の5号艇は、内4艇の航跡を斜めに横切って、1マークのインギリギリを差してきたのです。
それを見て、あっ! と思いました。
届きませんでした。松井は逃げました。そのまま独走でゴール。2着が上瀧。3着は西島でした。
僕の舟券は外れました。
結局、揺れに揺れた自分の予想でしたが、最終的にはハズレとなりました。
11レースを取っていてプラス収支なのですから良しとすべきなんでしょう。
ただ、自分の予想に裏づけが取れた瞬間は一瞬だけあったのです。でも、そこで突っ込めなかった。突っ込んでいれば、4.9倍で取れていたわけで。
今にして思えば、悔いが残ります。