「うらら」リリースイベント@川崎、の話。

「わが歌ブギウギ」の時と同じように、個人的な縁起かつぎをしてから現場に行った。到着は5時20分ごろ。最初は柵の後で観ていたけど、じきに始まって「うらら」(短い)→「DO MY BEST」→司会と軽く話して、「うらら」(フル)という流れは小田原同様の模様。
しっかり声出ていたと思う。裕ちゃんの声は繊細さがあるんだけど、そういう面を「細い」という人も当然いて、そこを心配していた。今日は調子よく歌えていたみたい。やっぱりある程度の歌いこみは必要なんだろうと今更ながら思う。MCの最中に冷やかしの声を上げる2人組がいて、案の定ヲタ芸を打った。でも、こういう人って多分一人だったらやらないんだろうな、とも思った。終演後に柵の外にいた仲間らしい人がその2人組にツッこんで頭をはたいていた。19時の回にはいなかったから多分帰ったんだろう。
柵の後で見ていると通りすがりの一般客が結構いて、その中の女性が一様に言うのは「顔が小さい」ということだった。こういったイベントの現場に立ち会うのは久しぶりだ。前回自分が裕ちゃんと握手したとき、裕ちゃんはまだ娘。のリーダーだった。つまり6年ぶりの握手だ。悪名高き高速握手というほどのものではないのかもしれないが、結構流れているように思う。でも、娘。やキッズに比べると全然速くないそうだ。


 19時の回で中に入ってもう一回聞く。客が増えたようで声援が大きい。
 歌が終わって握手。6年ぶりの握手。とりあえず考えたのが「いろいろな場所で活躍してくれるのが嬉しい」ということだった。「がんばってください」は言わないことにした。本人もかつて言ったが、裕ちゃんががんばるのは当然の大前提だからだ。なかなか手を離そうとしない33周年Tを着た男が、係員に引き剥がされるのを観ると、もっとまとめて話さないと何も言えないで引き剥がされそうに思えた。
 結局、僕が言ったのは「新曲ずっと待ってました」「ライブには絶対行きます」「よろしく」この3つだけだった。裕ちゃんはそれに大きくうなづいて応えてくれた。
 推し仲間とは軽く話をしたが、遠征組の時間の都合もあり、そのまま流れ解散になった。僕は一人でトンカツ屋で定食を食べた。
 寂しくなかった。僕はそれで充分だった。