無知の話。

10月から仕事場の方はちょいとだけ配置換えがありまして、注文受付の担当者という形になりました。4年ぶりにこの部門をやることになったんで、それなりに対応は出来るかなと思っていたんですけど、やっぱりそうもいかなくて。自分ではある程度はわかっているつもりだったんですけど、やっぱり司馬遼太郎の「花神」を「はながみ」と読んで突っ込まれたりする。そういう場面に出くわすと、自分の無知を突き付けられるようで、なんとも精神的に疲れますね。以前何かの本で「岩波書店を『がんぱしょてん』と読んだ店員がいる」という記事を見て、ありえねぇだろそんなの、って思っていました。でも今の僕はそんな人を笑えない気持ちになっています。
 もっとも、「なんくるないさ」という言葉が沖縄にあるそうですけど、沖縄出身者に言わせると、普通には使わないけど考え方はあるそうです。ただ「それって一種の逃避ですよね」とも言ってましたが。