「楽しんできます」の話。

先ほど日本シリーズ第3戦が終わりまして、中日1勝‐日本ハム2勝となりました。
普段はハロー系のサイトやブログくらいしか見ない僕もよく記事を見かけます。僕はもともとパ・リーグ寄りなのでファイターズの方を推しますが、ドラゴンズも強いチームだしどっちが勝ってもおかしくないわけで。
でも何か気になるのはドラゴンズのファンの中にすごく悲壮感が漂っていることです。
 相手に新庄やヒルマン監督のような陽気な人がいるせいなのか。「楽しもう」という言葉に過剰反応したりして、「こんなチームに負けてたまるか」といった風にキリキリしている記事を読むと、こっちまでキリキリしてきそう。もちろん緊張感を持つことは必要だし、オリンピックなんかで「楽しんできます」っていう言葉を聞くと、闘う前から言い訳しているみたいで気持ちが萎える。でも、新庄のこの言葉は「自分の最高のプレーを魅せよう」という意味でいっているんじゃないのかなって気がしている。それに世間に向けて言った言葉じゃないわけですよね? むしろドラ党が意識過剰になっている気がして、それが「新庄ふざけるな」などと余計にドラゴンズに重しをしている気がして仕方がない。
 もう一つはなぜ、去年のロッテといい、今年の日本ハムといい、パ・リーグのチームは、なぜあそこまで明るく伸び伸びと自信を持ってプレー出来るのだろう? 去年、阪神とロッテの日本シリーズの時に、試合を見ながら石塚氏と居酒屋で飲んだ時があったんだけど、そこが「なぜあの球を自信を持って見逃せる!」とふたりしてすごく驚いた記憶があった。監督の性格がそうさせるのかな。
 今年ソフトバンクが勝ったとしても、やっぱりああいう風にプレーできたのだろうか・・・・・・