遠征手段の話。

ライブというよりはその前後の話をしようと思います。
今回の大阪遠征で初めて飛行機を使いました。
当初の予定では高速バスで堺に入って、そこから阪堺電軌で難波、正確に言えば恵美須町ですが、そうやって現場に行く予定でした。それが移動日の土曜日に所用が入って結局高速バスが使えなくなり、当日移動となりました。そこで新幹線か、飛行機かというところでスカイマークの羽田‐神戸線を選んだわけです。飛行機だと時間もありますし、運賃も1万円でした。結果として、帰りも「ぷらっとこだま」で同じ1万円だったので、実質2万円と少しで往復できたことになります。
飛行機って結構狭いんだなと思いました。もう少し奮発してJALとかANAに乗っていれば違ったのかもしれませんが、搭乗してちょくちょく窓の外眺めて、新聞読んでいたら着いちゃいました。神戸まで1時間10分くらい。
羽田は雨が降りそうな曇り空でしたけど、上昇して雲を抜けるとそこは青い空でした。窓の外には雲海が広がっていまして、その雲もなんとなく雪原の様にも見えました。何事もそうかもしれませんけど、たとえ地上が曇り空でも、そこを抜けてしまえば晴れた空が広がっているんですよ。そんな事を考えていました。

神戸空港はちっちゃい空港でした。伊丹とか関西ならもっと大きいんでしょうけど。迷う事は考えにくい構造でした。着いてしばらく展望デッキにいたんですけど、そこから対岸をみると、ああ、ここは神戸だと。ポートライナーで三宮に向かう途中では港に並ぶいくつものクレーン、そして大きな貨物船を見ました。港町ですね。以前、裕ちゃんがまだ娘。にいたころの事ですが、その時交流のあった推しの方には神戸出身の方がいたことを思い出しました。多分、今逢ってもわかんないかもしれない。卒業を期に別の道を歩んだあの人は、今何をしているんでしょうか。そんな事も考えました。
 三宮からは阪神電車を使いました。関西の私鉄って車内の広告がめちゃめちゃ少ないですね。途中、尼崎センタープール前、要は尼崎競艇場*1ですけど、そこで降りて1レースだけでも旅打ちしてみようかなと心が動いたのは事実です。車窓から見えるんですよ。競走水面を救助艇が進んでいって、そのあとで試運転のボートが走っているのが見えたのですよ。日曜日ってこともあって客入ってました。でも競艇やってて興奮してライブに遅刻したらバカみたいだし、何しに行ってたんだお前は、となるわけですからねぇ、やっぱりまずいでしょ。どうせ1レース程度しか買えないんだったらやっても仕方ないですしね。*2

 終演後は外がすごく寒くて。だいたいの人はサイトつながりとか現場つながりとかで固まってサ店とかに入っていたんでしょうけど(地下街ありますからね)、僕は早いうちに新大阪に向かうことにしました。「ぷらっとこだま」っていうのは旅行プランであってきっぷじゃないので、電車乗り遅れると振替できないんです。で、「こだま」に乗り込んだのが18時23分発。そこから東京に着いたのは22時23分。4時間の間に十数本ののぞみとひかりが、僕の乗ったこだまを抜いていくのは、どうなんだろうと今更ながら思います。こっちに帰ってきてから時刻表で調べてみると、僕の乗った「こだま」は途中駅で13本抜かれた計算になる*3。そういえば以前「ぷらっとこだま」を使ったのは、全部往路の時だったことを思い出しました。やっぱり帰りに時間をかけるのは精神的によくないのかもしれない。結構腰にきたところもあったし。 高速バスなら車中はほとんど寝ているのだから気にはならないけど・・・・・・。
 これからは飛行機も選択肢に入れられるとは思った。まぁ遠征は当分しませんけどね。

*1:マスコットのかえるの名前はセンプルくん。

*2:もっとも昨年秋のベリコン名古屋遠征の時には、ライブ前に競輪に行ってました。結果、帰りの旅費が浮いたという奇跡が起きたのもまた事実

*3:臨時もあるから正確ではないのでお暇な方は数えてみてください