「エルダーコンという名の式典」の話。
ハロヲタの新年はハロコンで始まるわけでもありませんが、6日にエルダーコンに参加してきました。
でも結局、裕ちゃんばっかり見てました。
ネタバレありますのでご注意。
今回のセットはこんな感じ。
(カッコ内は歌った人/オリジナル。同一の場合は省略)
- ALL FOR ONE & ONE FOR ALL!(全員/H.P.オールスターズ)
- 来来!「幸福」(全員/後藤真希)
- 一月一日(全員/唱歌)
- 日曜日What's going on(安倍なつみ)
- 東京みちくさ(安倍なつみ)
- 革命チックKISS(カントリー娘。)
- おまえの涙を俺にくれ(前田有紀)
- メロディーズ‐ピアノ独唱‐(松浦/GAM)
- dearest.(松浦亜弥)
- うらら(中澤裕子)
- お願い魅惑のターゲット(メロン記念日)
- Papillon(飯田圭織)
- 僕らが生きるMy ASIA(安倍・飯田・後藤/モーニング娘。10周年記念隊)
- ガラスのパンプス(後藤真希*1)
- ガタメキラ(稲葉・後藤・アヤカ・里田/太陽とシスコムーン)
- うそつきあんた(保田・矢口/モーニング娘。)
- オシャレ!(松浦亜弥)
- 三角関係(松浦・稲葉・大谷・柴田*2)
- 未来の扉(中澤・飯田・安倍・保田・矢口/モーニング娘。)
- 甘すぎた果実(安倍なつみ)
- 先輩‐LOVE AGAIN(カントリー娘。・アヤカ・前田/カントリー娘。に紺野と藤本(モーニング娘。))
- 遠慮はなしよ(メロン・カン娘。・前田・アヤカ/メロン記念日)
- SOME BOYS! TOUCH(後藤真希)
- 好きすぎてバカみたい(後藤→後藤・安倍・松浦/DEF.DIVA)
- Thanks!(全員/GAM)
(なお1.2.25に矢口真里は参加していない)
オープニングは全員着物姿で登場。なっちは紅白、あややとごっちんが桜色、圭ちゃんが橙色、圭織とアヤカとカントリー娘。が水色、メロンが黄緑色、稲葉あっちゅが黄色と他のメンバーが明るい色が基調なのに対し、ゆきどんが臙脂色、裕ちゃんは黒と、演歌なふたりだけ濃い色なので判別は容易でした。もっとも裕ちゃんは1曲目の「ALL FOR ONE & ONE FOR ALL!」の歌い出しなのですぐわかりますけどね。
「一月一日」は最初のMCの中で歌ったんですけど、自分も一緒になって「♪とーしのはーじめのたーめーしーとてー」と歌ったらいい気分だった。そしてまずなっちから。他のメンバーは左右のひな壇に座るんだけど、結構みんな一緒に揺れている、だけど僕が見ていたときは裕ちゃんがひとりだけ反対に揺れていた。途中で隣のあっちゅに直される裕ちゃんキャワ! 続くカントリー娘。の時も一緒になって振りマネをする裕ちゃん。すごく盛り上がっていた気がする。ユキどんの歌は初めて聞きましたけど、ど真ん中の演歌で、発声というか歌い方も演歌。レコ大とか紅白で演歌を結構聞いたせいか、発声が氷川きよしとかに似て聞こえました。
あややはメロディーズとdearest.、後半はオシャレ!の3曲。以前のあややとは発声とか歌い方が違ってます。声に芯が入った感じ。完全に覚醒したんですね。歌手としての自我ってやつに。
そして、裕ちゃん登場。曲は「うらら」。その時の衣装がアイボリーみたいな色、ところどころにキラキラしたドレスで、着物じゃないのが僕としてはちょっと残念。でも「うらら」は演歌じゃないですからね、一応。この時に叫ばずにいつ叫ぶのさ、と思いっきり叫びましたよ。
「裕ちゃ――――――――ん!」
って。クリコンを経ると、やっぱり自分の中にも思い入れが深まるんでしょうか。一緒に口ずさみたくなりました。右前方のファンが「アイラブ裕子」の紫のハンカチを掲げているのを発見。これってFCツアーの記念品でしょうか? しかし、2番抜きの曲が終わると余韻に浸る間もなく「お願い魅惑のターゲット」でメロン登場。あぁ……。そのメロンはこの曲と「遠慮はなしよ」の2曲。自分もこの曲好きですし、盛り上がります。メロンの推しが多かったのかな。
圭織の曲を聞いたのはいつ以来だろう? 自分が「裕ちゃーん」と叫んだのに対抗したのか、「かおりー」という声が飛びます。ただ、ファルセットがすごく辛そう。「ウソツキあんた」は矢口保田コンビで登場。何か最初はどよめいたらしいんだけど、僕としては特別な感情は浮かばなかった。矢口推しには申し訳ないけど。裕ちゃんはこの曲時々歌ってますよね確か。僕としては、むしろその後の「未来の扉」で矢口の頭をくしゃくしゃって裕ちゃんがいじった時のほうが、裕ちゃんの相変わらずの「矢口ラブ」が見えてきてほほえましかったかな。
ガタメキラであっちゅが入ってくる時「あっちゅー!オレのあっちゅー!」って叫んだ人がいたのにはクスッとした。そこにも参加していたごっちんはシングルから2曲。洋楽風味というかその色の強い「SBT」の方が僕は好きです。でも客席は大きく変わるわけでもなく、洋楽路線に入ったからといってもコールはそのまま。僕の前にいたファンがかなりキテル人でして、サビの部分で頭上で手を叩く人いますよね。あれがやたらに速くてあれでリズム取れているのかと。その隣は明確ななち推し。何かのタイミングで打ちたいのか、Bメロとかで空手家みたいに構えているんですよ、やばそうだなぁと思っていたら、やっぱり打ちました。
あややが覚醒してごっちんがディーヴァ路線に向かったら、さあ、なっち、どうすると注目していましたけど、結局なっちはなっちで変わってませんでした。彼女はずっと「なっち」でいるのかもしれませんね。
結局の所、ほぼ全曲、歌の持ち主が歌うという形は、昔のハロコンを踏襲した形です。裕ちゃんの出番は少なかったけど、もともと昔からそうだったのでそこは気にしてはいませんでした。同様にテレビ番組の収録に近い感じがしてライブという感じが薄かった気もしました。あらかじめある筋書きの元に粛々と進行して粛々と終わった「式典(celebration)」だったのかなと。