海が見たくなったの、という話。


銚子に行ってきました。
最近話題の銚子電鉄のこともそうですが、それ以上に仕事のこととか、活動のこととか、色々したことがあって。まぁそんな色々としたものをリフレッシュしたい気持ちがあって。
それで、そうだ、海に行こう、銚子に行こうと。

銚子へのアクセスには鉄道とバスという2種類の方法があって、どちらも東京駅を起点とするとわかりやすいようです。とりあえず中央線で東京駅に出てから考えようと。で着いて、さぁどうしようと思っていたら、特急しおさいにはまだ時間があるし、普通列車乗り継ぐかバスかと考えてバスターミナルに行ったのですが、八重洲南口のバスターミナルの乗車券売り場には「銚子方面」という表示がなくてあせりました。それで係員に聞くと道路の反対側だと。
結局、千葉交通の運行するバスはちょっと離れたところに停まるんです。そこできっぷ売ってんだろうと思っていたらありません。そうしているうちにバスが来てしまったので成り行きで乗車。何のことはなく、料金は降りる時に支払う形でした。
バスはガラガラでした。途中でみんな降りちゃったので、最後は僕だけでした。東芝町銚子駅入口)までの料金は2500円。
着いて最初に気づいたのは、しょうゆの香り。ヤマサとヒゲタという二つのメーカーが銚子に工場を持っているからですね。

銚子電鉄の乗車券は乗車後に車掌から買えという表示があったので、とりあえずホームに向かったら発車間際だったので走って乗車。結構人がいて座席はいっぱい。テレビで見て来てみた感じの若い人もいるし、カメラを下げたマニア風の人もいます。車掌さんが大変そうです。どこぞの駅からsuicaで乗車してそのまま銚子に来ちゃったみたいなオバさんもいましたので。
弧廻手形という1日乗車券を購入。620円。
電車の形式を細かく確認していないのですが、調べてみるとデハ801型と思われるもので、床が木製でした。それが懐かしい。というのも、僕が子供だったころの地元では「カステラ電車*1」と呼ばれた東武7800系と思われる電車によく乗っていて(当時はそんな型の事は考えなかったが)、それも床は木製なんですよ。それを思い出したわけです。走り出すとよく跳ねるんですね。縦ゆれです。それもまた思い出しますね。車内には2chのスレから生まれた中吊り広告がありました。
 とりあえず終着駅の外川まで乗ってみました。駅からとりあえず歩くと海が見えたのでそのまま歩きました。漁港でした。ザザザザーという波の音はやっぱりいいですね。しばらくそこで立っていました。気持ちがゆるくなりますね。
 外川駅に戻りました。程なくやってきた電車を携帯で撮影。それがこの写真の車両。1002と書いてあるのでデハ1002型でしょうか。一駅乗って犬吠駅に移動。そこの売店で「でんでん酒」を購入。オバちゃんがカウンターの奥の網の上で煎餅を焼いてました。弧廻手形を買うと煎餅1枚と引換えの出来る券がついていたので1枚引換。これが結構うまい。もう1枚購入。とりあえず5枚入りを購入しました。
 
 そのあとは時間の都合もあって、観音駅に移動してたい焼き*2を食し、銚子駅に戻って、特急しおさいで帰ってきました。時間はそれほどなかったのかもしれませんけど、いい感じで銚子を後にできた気がします。経営は苦しいままですし、何度も銚子に行ける訳でもありません。だから何とか地元でもがんばってほしいとは思うのですが……
 とりあえず今、ぬれ煎餅を食べながら更新していますけど、これいい味ですよ。都内でも売っている店はあるみたいなので、また購入するつもり*3

*1:車体がクリーム色で屋根が黒かったためそう呼ばれた

*2:駅構内の直営店舗でで販売している

*3:注文殺到のためオンライン販売は現在休止中。販売店とかは「銚子電鉄を救えwiki」を参照のこと