これはアウェーだ、の話。

前述のように裕ちゃんはスペースクラフトのライブドラマに出るわけですけど、巡回してみると、裕ちゃんがどういう立場で出てくるのか、ということで戸惑っている様子が見受けられます。
でも、別のところでも同じようなことを書きましたけど、スペースクラフト側のメンバー、裕ちゃんと共演といって気後れするようなメンバーには見えないんですよ。映画とか舞台で主演しているメンバーも数人います。ある意味「アウェー」ということもいえるかもしれない。サッカーでいうとヨーロッパの国とやるのではなく、敵地で中東諸国とやるような、そんな何か不気味な予感がしています。もし、これが僕の予想するような形の舞台だったとしたら、これは完全なアウェーだと思います。裕ちゃんはしないと思いますけど、世間的に名前が売れているからといって、この仕事を甘く見てはいけないように思います。
 そんな不気味な予感のする舞台を申し込むことにしました。何せキャパが大きくありませんから抽選運に賭けるしかありません。裕ちゃんだけでなく、スペースクラフト側のメンバーも何人か見たい気持ちもあるんです。気になるんですよ。僕の不安の表れなのかもしれませんけど、この舞台の行方を見届けたい、そんな気持ちが今の僕の中に生まれているんです。