きっかけの話。

最近は現場よりもアニメの方向に興味が向きつつあるのを感じざるを得ないのですが、そんな今日はTVアニメ「H20‐FOOTPRINTS IN THE SAND-」のイベントに行ってました。イベントとはいっても、別に声優さんが来たわけでもなく、ただ最終回をテレビ放送よりも12時間先に見てしまおう、そしてスタッフと話しようよというイベントだったんですけど。内容は口外するなということですので、筋に関係のないところだけ。

第1話のオープニングに、

彼は神と共に歩いていた。砂浜には二人の足あとが残っている。
空がまばゆく光り、足跡に彼の人生が映し出された。
うれしかった時。
楽しかった時、幸せだった時……
二つの足跡にそれらが映し出された。
しかし、彼がどうしようもなく、辛かった時。
悲しすぎて泣き出してしまった時。 
苦しすぎて耐えられなかった時。 
それらを映す時、足跡は一つしかなかった。

彼は神に尋ねた。
神よ。私のうれしかった時。楽しかった時。その全ての時に、あなたは私と一緒にいてくれました。
それなのに、私が一番側にいてほしい時に、何故、あなたは私を見捨てたのですか?*1

っていう詩のようなものがあるんですけど、「これは海外で有名な詩から取りました」という説明があったのです。実は、ちょっと前に読んだ本の中にあったこれが出てきてびっくりした、というのがこのアニメの最初の引っかかりでした。
自分の周りだと、こういったゲーム原作のアニメってまったく評価されないんですけど、僕の中ではそういったものに縁を感じたわけですよ。それで結構見たりしている作品で、今日に至るというわけです。
 だから、何が縁にあるかというのは、本当にわからない。1月からの作品でも、もっと期待していた作品もありましたけど、結局続いたのはこれとあと2作品くらい。アニメにせよライブにせよ、見てみないとわからない、そういうところはあると思いますけど、そのためには何かのきっかけが必要に思います。
まぁ、それが「縁」と言うものなんでしょうけどね。


(調べてみると、もとになった詩の題名は「足跡」(原題:FOOTPRINTS)。カトリックではかなり有名な詩らしい。)

*1:ここにあげたものはアニメの公式サイトなどを参考にしたものである。もとの詩はこの後も続くのだが、アニメではここでOP映像につながっている。