ハロプロ楽曲大賞2008の話。

http://www.k2.dion.ne.jp/~prse/hpma/2008/
界隈では楽曲大賞の記事をよく見かけるようになりました。
今年は物理的にもリリースが少なかった上、自分も購入量減らしましたし、現場も裕ちゃんのディナーショーと裕ちゃんの聖誕祭とシンデレラと先月のなちコンだけですから、相対的に聞く量というのはだいぶ減っているように思うのですが、それもこれもすべて自分の行動の結果ゆえ。

楽曲部門

去年が℃-uteの年だとしたら、今年はBuono!の年だったようにも思えます。その中から選んだのは「ロッタラロッタラ」と「泣き虫少年」。聞いていて感じが良かったです。弾けるような感じ、聞いた後の爽快感、それが最後の一押しとしてこの2曲にはあったんだと思います。他にも候補としては「恋愛ライダー」と「Kiss! kiss! kiss!」、アルバムの「君がいれば」を考えました。でもこの2曲が一歩前に出ていたかと思い選びました。
MilkyWayの「サンサンGOGO」ですが、単純なんですけど、直感でいいと思ったんで3番手の評価をつけました。第1段階でパッと浮かんだのがBuono!とこの曲だったんです。「アナタボシ」とか「タンタンターン!」よりもこの曲を選んだのも、きらレボ(アニメは見ていないんですけど)のイメージに近かったというのもあるのかもしれません。
「16歳の恋なんて」はなっちと舞美ちゃんという組み合わせですけど、合っていたように思うのは、曲もそうだけどふたりの感覚が似通っているのかもしれません。歳の差もありますし、どうなるのか最初わかりませんでしたけど、意外と良いコンビだと思います。
「リゾナントブルー」は選外にしちゃうには何か惜しいんですよ。メロディーが記憶に残っていると言うのは、最初に聞いて「もういいや」という気にならない曲であるわけで、それは曲としても自分に合っているのでは、という事だと思うので迷った末に残しました。

その他の曲としては、文中の曲のほかにHANGRY&ANGRYの「Kill Me Kiss Me」、ベリのアルバムから「BE」と「バカにしないで」、℃-uteの「LALALA幸せの歌」、High-Kingの「C\C」ですが、正直言うと迷いました。けど、自分の中で他から抜け出す何かが足りなかったということではないでしょうか。上位にはアニメのタイアップがついている曲が2曲あるという結果には、例えば娘。の曲もアニメの主題歌となったら、という思いはしないわけでもないのですが、ノミネート作品中同じようにアニメの主題歌でつんく曲でもある小川真奈の「スッピンロック」は、違和感のようなものが先にでて選ばなかったので、やっぱり単なるタイアップ(耳にする機会が多いということでもある)だけでは届かない、とは思いました。*1

PV部門

1作目は文句なしで「ジンギスカン」を選びました。最初カバー曲にいい印象を持っていませんでしたけど、幼児が踊り狂うという様を映したところとか、それ以上にメンバーが思い切ったことを理解してやったっていう感じが見えるところ、その衝撃がそれを上回ったように思います。今度のベリは違うんだ!ということを見せつける作品だと思いました。これが一歩前に出るきっかけになったとも思います。それだけに次作の「行け行けモンキーダンス」が猿の着ぐるみという、ギミックだけのチープなものに逆戻りしてしまったのは残念に思います。
2作目は℃-uteですけど、「越えろ!楽天イーグルス」を選んだのは、投げたり打ったりする選手と踊るメンバーとがうまくかみ合っているように思ったからです。だから、PVを見て「これいいじゃない」と思ったのは事実です。ただ途中に試合中の映像を挟み込むのではなく、ちゃんと選手のプレー(投げる・打つ)と曲を組み合わせてあるところに好感が持てました。
3作目はHANGRY&ANGRYの「Kill Me Kiss Me」を選びました。すっかりパンクになりきっている、どう見てもいしよしな二人が良い意味で裏切ったハロプロらしくない作品だということで選びました。

*1:追記:アテナ&ロビケロッツの「青春LOVEランチ」も主題歌でした。書き漏らしたということは、自分の中でそういうイメージが出来ていなかったということなのだと思います。