総理大臣杯の話。

 春の魔物に勝つものが、多摩川の王となる。

をキャッチコピーとしてで始まった6日間のシリーズもいよいよ明日で最終日です。
最近のSG戦線だとイン逃げばかりで、12レースあるうちの10レースで1号艇が2連単に絡むというときもあったのですが、こと多摩川においてはイン逃げが決まりにくい結果が続いています。

昨日の準優勝戦は石塚氏と電話しながら前夜予想していたんですけど、10Rで「進入で服部か松井が回りこんできて、田中信一郎が4カドに引いてくるんじゃないか、そうしたら田中のカドまくりでいける」と読んで展開ズバリとなったのは喜ばしいことだったのですが、舟券買いに行けない時に限って読みがさえるというのは、春の魔物のせいでしょうか。
さて、優勝戦ですが、事情により多摩川本場まで行くことはできません。電投申し込みはしていないので、どっかで買えれば買いますけど、とりあえずここで予想だけしておきます。
メンバーは以下のとおりです。

 1|池田 浩二(愛知) 
▲2|田中信一郎(大阪)
 3|笠原  亮(静岡)
◎4|田村 隆信(徳島)
○5|重成 一人(香川)
△6|森永  淳(佐賀)
節間成績はこちらで

進入は枠なりの3対3と見ます。
1がF持ちで、準優勝戦ではF切った選手が出てきました。それだけタイミングがとりにくいということはあると思いますが、やはりしっかり決めてくるんじゃないでしょうか。でも、慎重になって田村がカドからまくり一発というシーンも*1あるでしょうから、4とか5から狙ってみたいと思うんで、印はこんな感じで。展示とか見てから変えるかもしれません。
あと、ネタ的予想ですと6の頭です。水木しげるのポスターでは水面に魔物がいるんですけど、6号艇だけが魔物の手をすり抜けて先に出ているんです。6号艇の森永選手は今節の最初のレースを6コースからのまくり差しで勝っていますし、準優は18番手で滑り込み、優勝戦も3着ながら1着選手の待機行動違反というペナルティで優出が転がり込むという不気味さです。

明日、森永選手が優勝したら魔物に愛されたってことにしておきましょう。
ではまた。

追記)
結果は3連単1-2-4だそうです。
配信で優勝戦は見ましたけど、田村のまくり差しは惜しかったですね。若干届かなかった感じだったので。ということで舟券は外れました。横風がかなり強かったみたいで、外の艇にはつらい流れだったみたいです。スタートも横一線でしたし。
結果はこちら

*1:田村のSG初制覇だったオーシャンカップがそういう形でした