「世紀末オカルト学院」の話。

今節の期待の1本である「世紀末オカルト学院」の第1回が昨夜放映されましたが、意外とこれは面白い。
オカルト学院というからには、怪奇バトルとかホラー映画みたいなのを想像していたんですけど、オカルト嫌いなくせにやたら詳しい主人公とか、その周りの人間とかが変にギャグっぽく動くので、そういう感じが少なく面白く見れました。界隈では最後に空から降ってきた男の陰が話題になってますけど、モロ見えてますよねアレ。いいのかそれは。
主演はけいおん!秋山澪でブレイクした日笠陽子さんなんですけど、これが以外としっくりくる出来でした。もう一本今節は主演作があるんですけど、そっちは柄が悪くてエロくなった澪にしか聞こえなくて、見続ける気力が萎える出来だったので、 どうなることかと思っていましたけど、そこら辺はしっかりやってくれたと思います。そして予告でなぜか「LOVEマシーン」まで歌っちゃうって! 公式情報によると舞台である1999年のヒット曲を他の女性キャストも歌うらしいのですが、1999年のヒット曲って宇多田ヒカルを筆頭にGLAYとかだんご3兄弟とかもあるんですね。そこも含めて楽しんでみようと思います。

それで、ED曲が彩陽さんの歌うこの曲なんですけど、

君がいる場所【初回生産限定盤】

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とても新人のデビュー曲とは思えない!
ヴォーカルのボディがしっかりしている、そんなクオリティの高い曲です。
彩陽さん自身も音大出ですし、そういったバックボーンはキャラソンとかで生かされていますけど、「君がいる場所」はちょっと前、女性ヴォーカルがガールポップって呼ばれた頃の、若干マイナーだった女性歌手にすごく印象がかぶります。マイナーとはいっても、しっかりとした歌いっぷりでしたし、断片とはいえ、いまだに記憶に残っているということは、それだけ印象に残る曲であったといえるでしょう。そういった記憶を呼び起こすものが「君がいる場所」にはあります。
願わくば、この曲が多くの人の記憶に残るものでありますように。