「ハロプロ楽曲大賞2010・アイドル楽曲部門」の話。

ノミネート曲の数が500曲を超えるとは思っていませんでした。スタッフさんはよく調べ上げたと思います。
で、今年から新設されたこの部門ですが、当然全部は聞いていないので、自分が耳にした中で印象に残っていること、何らかの点で共感できたこと、そういったところを重視して選んでみました。

1.5.0p「走れ!」ももいろクローバー
2.1.5p「ピンキージョーンズももいろクローバー
2.1.5p「行くぜっ!怪盗少女ももいろクローバー
2.1.5p「ごめんね、SUMMER」SKE48
5.0.5p「ギュッ」渡り廊下走り隊

 ももクロとSKEはあっさりと決めることができました。
 「走れ!」は東武百貨店でのイベントの時の印象が強かったこと、詞の中の物語性が身近に感じられるところ、そこが彼女たちの体育会的なイメージとバランスよく合っているところに共感しました。そして曲に変にフックをかけていなかったところもこのバランスのよさを出していると思うので1位としました。「ピンキージョーンズ」は最初聞くと変な曲に聞こえるのですが、どこかで後引くようなメロディーとかサウンドとかが気になって聞くたびにクセになりそうな中毒性のあるところ。「怪盗少女」は最初聞いた時のインパクトがずっと残っていて、曲もそのまま一気に押し切ってしまうようなエネルギーがあるところ。そして「ももクロここにあり」というところをアピールしたところ、その点をそれぞれの曲で評価できると思います。SKEは、夏空の青さ、目線の近さを感じさせるイメージが浮かぶような、爽快感のあるフレーズを評価しました。彼女たちの方がAKBよりも夏らしさを感じさせる点で上ではないでしょうか。
 5位は選ぶのに悩みました。正直なところでは4曲で切りたかったくらいなのですが、その中で「ギュッ」を5位に選んだのは印象に残る曲であったこと、ギュッ、ということばからのイメージが違和感なく曲とあっていたことをポイントとして選びました。他に候補として迷っていたのが、東京女子流の「おんなじキモチ」、ももクロの「ココ☆ナツ」、SKEの「1!2!3!4!ヨロシク!」などの曲だったのですが、他に比べれば違和感が少なかったということが決めてなので、上4曲とは差がついているようにしました。
 正直に言うと、聞いている量が少なかったので選ぶのは難しかったです。AKBとか現場で見ていたら結果も変わっていたでしょうし、今の自分というフィルターを通すとこうなるというところです。せっかくのこういう企画ですし、結果を楽しみにしたいと思います。
 ではまた。