「キグルミ惑星」の話。

 昨日、都内でアニメ音楽誌「リスアニ!」の主催するライブイベントが行われました。
 そこに彩陽さんが出演したのですが、その中で「キグルミ惑星」を歌ったということに、ぼくは衝撃を受けています。

 「キグルミ惑星」というのは「はなまる幼稚園」の第2話のED曲で、彩陽さんは登場人物の一人である柊として、歌を担当しています。テレビ放送で流れた最初の90秒程度ではこれといったこともなかったのですが、全貌を知るや実はとんでもない曲だったとしてファンの間では話題になっていた曲です。
 この曲は7分近くある曲で*1、「アニソンでガチのプログレじゃないか!」とか言われた曲なんですけど、ぼくの乏しい知識でどうのこうの言うよりも聞いた方が説得力あると思うので、聞いてみてください。

 で、これをライブでやったっていうのが、最初に聞いてもデマかと思って。いくら彩陽さんが声楽を学んだ経験があるとしても、7分近くのプログレ組曲のキャラの声とオペラパートをライブでやったっていうのも信じられなくて、さらにうねうね変化するサウンドもライブでできるの?って思っていました。
 それをやっちゃったんだから、すごいの一語に尽きるわけで。客席がざわざわしたのが容易に想像できたんですね。そして、その場所に自分がいないことがこれほどショックだったことはなかったです。検定試験の試験日だったから仕方ないとは思っていたし、実際にチケット取れなかったので嘆いても仕方ない。でも、まさかこういうビッグサプライズがあるとは思ってなかったので、その衝撃からはまだ立ち直れそうにありません。

 それにしても、彩陽さんのポテンシャルは底知れないです。いつも想像の上の上をいっている感じがしています。

*1:作曲のコジマミノリさんによると最初は20分を超える曲だったそうです