今期作品の話。

 今期は中々見る時間が少なくて、最初から絞る予定ではあったのですが、それでも1月期から続くものや再放送を含めると、充実のラインアップといってもいいので新作はそれほど重視しなくてもいいかなって思います。
 自分の中の期待度が一番高かったのは「エウレカセブンAO」です。舞台は沖縄の架空の島なので、かなりリアリズムの要素が多いのかとも思ったのです。でも、飛行する車みたいなのとか、光る腕輪とかは前作を想起させる要素が散りばめられているのが、前作にはまっていた人からすると興味をそそります(最後が「つづく!」で終わるところとかもですね)。
 続編というかスピンオフ作品になるのかもしれませんけど、もう一つ期待できそうなのが「咲-saki-阿知賀編」です。今回も多彩なキャラクターとかいろいろな能力が麻雀卓の上で炸裂するんでしょうか。そういったものが前作の盛り上がりにつながっただけに期待しても良さそうです。
 三つ目はノイタミナから「坂道のアポロン」。原作は読んでいないのですがテーマはジャズ。横須賀から佐世保*1に転校してきた主人公が、ジャズに出会ってどうのこうの、って書くとけいおん!が大人っぽくなった話みたいになっちゃうので作品見てくださいとしか言えません。
 事前期待度が高かったのにはもう一つ「夏色キセキ」があるのですが、1話を見た限りではちょっと……っていう出来でして。主演がスフィアというのが前提の作品なので、最初は4人の髪の色をメンバーカラーにしたのかとも思ったのですが違ってましたw 「キセキ」ですからファンタジーなんでしょうけど、話とかは「青春群像劇」とか言いそうなものっぽいし、ちょっとまだよくわからないですね。若干期待度がしぼんだ感じです。ちなみに舞台は伊豆・下田。水島精二監督のツイートによると「下田市から『あそこ映してください』とかの要望は受けていない」そうです。ヒットしたら踊り子号1編成を借り切ってイベントするのもいいかもしれませんね*2
 期待度はそれほど高くなかったのですが、意外といいかもって思ったのが「アクセル・ワールド」です。最初ラノベ原作はちょっとって思う作品も多いのですが、これは話もすっきりと入りやすくてまとまっている感じで、結構手堅いというか着実な作り方に思えます。なので、よほどのことがない限りいい感じでいくんじゃないかと思います。

 あとはめちゃめちゃクオリティの高い「Fate/Zero」の2ndシーズンとか、再放送のいくつかの作品みたいに途中で見逃してついていけなくなった作品が今期は登場するので、そのあたりを補完しておきたいですね。

 ではまた。

*1:物語の中では明かされていませんが、撮影協力という事で佐世保市の関係機関がクレジットされています

*2:というか鴨川の人はやってもいいんじゃないですか?