非常識行為とエアーボンボンの話。

 ツアー中に問題行為があって、演出の一部が変わったそうです。
 ホールでの演出の一部で歌いながら客席の通路を走るというものがあって、そうしたら神戸大会でメンバーにさわるという問題行為が発生してしまったそうです。現場にはいなかったし、メンバーや公式からもこういうアナウンスはなかったので詳細ははっきりしていませんが、衣装製作の米村さんが「一部ファンの問題行為があった」とツイートしていたので確かなようです。
 最初聞いたときは、なんでそういうことするなかなぁ、ひどい話だと思いました。ツイートも検索をかけてみると押し寄せるファンをガードというか止めていたファンもいたようですが、メンバーに迷惑かけるってファンとかモノノフとかそういう呼び方以前の非常識そのものだろそんなの。そういうことした人間は反省してほしい。

 プロレスファンの発想で申し訳ないんですけど、歌いながら通路を歩くというのは入場で花道のレスラーにファンが群がるシーン、そういうのを想像していたのかもしれません。でも、そういうところっていうのは、レスラーとアイドルじゃ全然違うわけですし。日曜日にプロレスにも詳しい人と話した時に話題になったのですが、「こうなったら竹刀とか木刀とか一斗缶とか持たせないとダメだね*1」と。全部ヒールじゃないかと思ったのですが、ベビーフェイスのレスラーにファンがさわるというのは女子プロでもないそうです。

 「極楽門からこんにちわ」の時は後方の門から登場して、客席内の通路を歩いてステージまで行っていましたけど、通路のファンが群がるというのはなかったように思います。売れてくるとこういう人間が出てきてしまうのは……って思うのですが、売れるとみんなどのグループもこうなるわけじゃないですよね? 
 きっと、もうファンは信用してもらえない。だから残念でしょうがない。

 結果として、次の名古屋大会からメンバー曰く「エアーポンポン」というやり方が始まったとのことです。
 夏菜子曰く、

エアーボンボンとは
簡単に言うと両手にぼんぼんをもってる感じで手をふりふりするというもの!!


私達がステージから下りたら、
みんな着席して、エアーボンボンをする、そしてまたステージに戻ったら起立してもらうというシステムです!!!!




要するにみなさんにもライブの演出に協力してもらおう!と言うことなんですが、
まあ詳しくはライブで!!(笑)
http://ameblo.jp/momota-sd/entry-11305335281.html

 現地参加者によると、この着席と起立は舞台のスクリーンで指示されるのだそうです。緊急避難っぽいやりかたですけど、このツアーはこのやり方でいくんでしょう。でも、もう客席におりてこなくてもいいと思います。そうまでして自らを危険に晒すことはないと思うし、充分にステージ上だけでも燃えられると思うので。
 メンバーに迷惑をかけることは、もうなくなってほしいです。
 ではまた。

*1:それぞれダンプ松本北斗晶アジャ・コングがリングに持ち込むもの