秦佐和子さん卒業の話。

 お久しぶりです。
 短くなってても書かずにいられないなって思ったので書くことにしました。

SKE48の秦佐和子(24)が7日、3月いっぱいでグループを卒業することを劇場公演で発表した。

 4月から声優学校に入学することを明かし、「SKE48は自分にとって夢を叶える場所ではなくて、21歳の時に一度諦めかけた声優の道、その道が目の前で途切れた時に、今日ここまで橋を架けてくれたそんな存在だったと思います」と説明した。
SKE48秦佐和子、3月いっぱいで卒業 4月から声優学校へ ― スポニチ Sponichi Annex 芸能

 なんと言えばいいのかわかりませんが、夢を追うためには何かを捨てなければならないというのは、本当に言いえて妙だなって思います。SKEで上位の人気者であっても、それを追うためにはその人気を捨てなければならない。そして、「声優選抜」ではなく、声優としてデビューできても、それを維持するというのは本当に難しいものだということを感じています。今だって次々と新しい人がデビューしては、いつの間にか他の誰かにその場所が変わっている。そんな感覚というものを最近のアニメを見ていると思います。
 ただ、卒業の声明文を読んでも感じたのですが、一度あきらめたものを別の角度からアプローチするという彼女の経験は、貴重なものだと思うので、きっとその先の未来が思ったようなものでなかったとしても、彼女なりの幸福をつかめると思う。
 彼女のことを消費するのではなく、その先の彼女も素直に応援できるんじゃないかと思います。だからその先の未来を素直に祝福したい。そんな気持ちです。

 ではまた。