見上げればそこに熊井ちゃん。の話

さて2日は休みだったのですが、

のリリース日。 ということで池袋のサンシャインシティ噴水広場に行って見てきました。
といっても現場着は開演の30分前。でも早い時間にわさわさ集まっているようでもなくて、2Fの舞台後ろを確保、後姿中心ですが見ることができました。
ほぼ定刻で人もたくさん集まり、「スッペシャルOP」が流れ、昔からすると珍しいキャーという声も飛ぶなかで入場、そして「ROCKエロティック」。
男役衣装の熊井ちゃんにマジカッケーと衝撃を受け、ショートカットが2人いて千奈美茉麻を最初間違いそうになって、迫力の梨沙子ヴォーカル、後姿がかわいくなったキャプ、そして安定のみやびちゃん、そしてももち(説明不要)。これぞアイドル10年戦士の貫録。
 結局披露したのが「雄叫びボーイWAO!」「愛の弾丸」「本気ボンバー!」「もっとずっと一緒に居たかった」でしたが、メンバーが後ろを振り向いて手を振るたびに近くの女子がキャーキャーいうんですね。危険な情熱が渦巻くかつてのベリコンの記憶が残っている人間からすると、ハロプロも女子人気がやっと出てきたんだなぁということを実感します。そういう状態でありながら、ステージの上は話も軽めに告知もしつつ、さっと去ってしまうのが余裕というかクールというか、なんというか。
 そして握手会。この夏いくつかの握手はしてきたが、今回は今まで以上に緊張していた。自分ベリと握手したことがない*1。目の前にももちが!てなわけで。そしてハイタッチ会のような速い流れで流されているのを見ると、一言しか言えないんだろう。そう思っていた。武道館のチケットも取れなかった。だから目が合って一言だけ「かわいいっす」「かっこいいっす」「歌よかったっす」。それしか言えなかった。握手の感触はほとんどないというか思い出せない。
 6人目。顔を上げるとそこに熊井ちゃん
 綺麗だ。
 目線が合って一瞬の沈黙。
 そして――――――――。
熊井ちゃんかっこいいっす」。
 ああ、なんということか。ここまで饒舌に書いておきながら、いざとなると言葉が出ない。慣れている奴をうらやましく思ったりする余裕もなく、それで終わった。
 そして手元にあるのは1枚の通常盤。
 それでも思う。
 これでよかったんだと。

*1:握手したことのあるハロメンは全員卒業した