アイドル楽曲大賞2013に参加しました。の話。
第2回アイドル楽曲大賞2013
今年は楽曲の部門がメジャーとインディーズ/地方に分かれて各5曲選べるようになったのですけど、聞いてきたのはメジャーがほとんどだから選ぶのに難儀するのは変わらなかったですね。
今年の各部門での自分の投票内容はこうしました。
●楽曲部門(メジャー)
ちょうど1年前に「風よはやく」のリリイベで見たのが最初ですが、ドロシーの曲に対する表現力、そのハイクオリティぶりは自分にとって今年一番の発見でした。まわりから見れば遅いのかもしれませんが、特に「ASIAN STONE」の5人が一体となって舞うように歌う姿は、1年前とも違っていて一番印象に残っています。「恋をしてるの きっと」も麻里ちゃんのヴォーカルが影響してるのか、この曲はアニメとかにもぴったり合いそうなかわいらしい感じがします。ということを言いたかったので残しました。
BABYMETALはSU-METALのヴォーカルがすごいの一言。説得力というか刺さるというか。特に「紅月」はXを真正面からリスペクトしたような曲になっているから余計、自分にとっては刺さる曲でした。
ライムベリーは聞いてて楽しいから何度でも聞けるし、ライブで見ても特に何も考えなくても楽しめる。今はライブ活動を休止しているのですが、活動再開に期待して待っていたいです。
9nineの「Re:」はメンバーの中とかには巻き返しといった種々の背景もありますけど、その前にかっこいい曲だと思ったので選びました。「Revolution No.9」からこういう曲調になっていますけど、こういう方向性が出てきたのはいいことじゃないかとも考えます。何せ来年の彼女たちには武道館が控えているわけで、そこに向かってのリスタートの期待も込めて選びました。
他の候補曲としては、ドロシーにはアルバムから「Life goes on」「永遠になれ」、BiSとのコラボシングル「GET YOU」、Party Rocketsの「セツナソラ」「ROCKIN’HORSE BALLERINA」、ももクロの「GOUNN」などがありましたが絞るのは大変悩みました。
●楽曲部門(インディーズ/地方)
- 3.5点「いちごパフェ」とちおとめ25
- 3.5点「メロンソーダに恋をした」あかぎ団−AKAGIDAN−
- 1.0点「アナログマガール」くりかまき
- 1.0点「I☆SSW」みきちゅ
- 1.0点「星屑ハイランド」エレクトリックリボン
この部門は自分が聞いたもののほかに、話題に接してみて気になったものをいくつかピックアップして、そこから選んでみました。とちおとめ25は地元感の強いわりに曲などもしっかりしているように思えます。とくに「いちごパフェ」はカバーなのに完全に自分たちのものにしちゃっているところが面白い。あとはなぜか48系とやたらにリンクして見えるAKAGIDANの面白さを挙げたかったです。メジャーにいった人たちに比べると粗いところは目立ちますけど、その中でもしっかりと見せてくれたのが良かったのではないかと思います。
くりかまきとみきちゅとエレクトリックリボンは自分の周りなどで話題になっていたので動画で見て選びました。
●アルバム部門
ももクロの1位は問題なく選べました。このアルバムはシングル曲とアルバム曲という区分けのようなものを感じませんでした。つまり、「カルミナ・ブラーナ」を使ったりする意外性を持ちつつも、全13曲が1つの作品としてまとまっているところ、その完成度を高く評価しました。今だと、曲としてバラバラに聞くことも少なくないのですが、そうするとなんとなく物足りない感じもするというのは、人によって評価が分かれると思います。ただ、このアルバムがアルバムとしてしっかりとまとまっているということは確かだし、最初の衝撃がとても強かったのがすごく印象に残っています。
2位のドロシーですが、今自分たちができることの集大成という感じがしました。そして、このアルバムからまた新しいステップへという自分たちの意気込みが感じられるアルバムだと思います。それぞれの曲がすごくよく聞こえるのは、自分たちの歌をしっかりと歌ってきたということの証明だと思うので、そこを評価しました。
3位の9nineもいいアルバムだと思います。かんちゃんやちゃあぽんのソロ曲があったり、曲もバラエティ豊かにそろっています。そこを評価しましたが、前作に比べるとなんとなく長く聞ける曲が少ないような気がしています。
ほかの候補作としては、ももクロのインディーズ時代の楽曲を集めた「入口のない出口」をピックアップしましたが、投票したアルバムに比べるとなんか足りない気がしたので次点としました。
推し箱部門はドロシーにしました。