LinQを見てきました。の話
TIFからもう1週間経とうとしているのですが、その前日の１日にいくつかのイベントに行ってみたので、ちょっとづつ書いてみようと思います。
１日のLinQのリリイベが幕張新都心のイオンモールで行われるので行ったのですが、途中でツイッターからJuice=Juiceも同所でリリイベをやるようだってことを知って、期待度がさらに高くなったのです。
しかしながら、やっぱり幕張は近くない。長々と電車に乗って海浜幕張の駅に着くと、さらにそこからバスに乗っていかなければならず、バス停前には大行列。時間に余裕がなかったので少しばかり気も焦る。
しかし、そこに登場したのが連接バス。でかい。普通のバス２台分を中央の幌でつないだ巨大さ。なんか電車に乗っているみたいな感じなんだけど、そこはバスだから電車よりも揺れるｗ そして僕が乗ったのは連接の後ろだったから曲がるときに窓から見える景色は、前の部分がぐにょーんって曲がって見えてなんか変な感じ。運転手大変だよなぁこれ、って思ってしまったのですが。トレーラーとか運転する人と同じ感じなのかな？
それはともかく、着いた場所がモールのはしっこの建物で、そこからイベント会場のグランドモールまで建物２つ分歩くという巨大ぶり。
そしてたどり着いたイベント会場は吹き抜けのエスカレーターの下にステージ組んで音響設備の準備中。でも開始時間まで間もないのにヲタが誰もいなくて変だと思っていたら、それはLinQではなくJuice＝Juiceのイベント会場で。そこから少し歩いた屋外というか軒下が常設のイベントスペースとなっていて、そこにはステージも屋根もあってこっちの方が大きく、物販の長い列ができていた。
ステージの上では巨大な旗を張っているところで、係員の身長と比べてみても、３メートル×４メートルはある感じの大きなもの。そんな中開演時間の１３時になりメンバー登場、今回のイベントは28人という大編成*1。だけど、顔と名前が一致するのがほとんどいなくて、正直言うとただ見るだけの状態だったことは否めない。
一度メンバーは下がったものの、10分くらいして開演の知らせ。そしてアナウンスで「わたしたちLinQが、笑顔の懸け橋になれますように！」の声が流れると一斉に前方のヲタが叫び始めて*2メンバーがたくさん出てきて歌が始まる。
といっても、自分は事前に「ナツコイ」を聞いていたたわけでもなく、過去にリリースされた数曲を聞いただけというまっさらな体勢で臨んだだけに若干の戸惑いを隠せなかったんだけど、でも、それなりに対応はできるものなんですね。
といってもLinQの現場は他とちょっと違う感じがしました。
最近自分が行くたいていの現場は、Mix入れたり、オーイングだったり、サビのフワフワだったり、ある種の定型的な所ってやっぱりあると思うんですよ。でも、このとき思ったのは、ヲタがあまり叫ばないこと。最初はモールでのリリイベの時によく言われる「声だし禁止ルール」があるのかと思ったくらい。そして推しジャンプしたりするよりも振りマネをしている人が多くて、なんというか昔のベリコン(最近のベリコンに行っていないから今どうなのかはわからないけど)みたい。中にはシャボン玉を飛ばしてる人もいて、すごく不思議な現場だった。
5曲ほど歌って特典会。特典会は天野なつさんの列に並んだ。一番列が長かったんじゃないかと思う。なんで彼女の列に並んだかというと、最初に顔と名前が一致したから。そして、彼女はステージ上で一番表情が生き生きして見えた。彼女はメインヴォーカルじゃない。でも、この人がチームの中心なんだ、ということはなんとなく納得できたように思う。
用意された写真にサインをしながら彼女は話す。次の部に引き止められたのだが、自分は次の現場があったので、正直に残れないと言った。そうすると「次いつ来れる？」と聞いてくるのである。スケジュールを把握していなかったのでとっさに答えられなかったのはちょっと申し訳なく思った。
実を言うと、歌終わりから特典会に並ぶまでの間、すぐそばで行われたJuice=Juiceのリリイベものぞいてみたのだが、やっぱりLinQには違った雰囲気が漂っているように見えた。だから、その余所とは違う独特の空気感がしたことは彼女にも言った。「あぁ……それはうれしいですね」と彼女は言った。
自分はそのあと、他の現場に移動しいくつかのグループを見た。それぞれ盛り上がっていたのは事実だし、興味のあるグループをみて、物販で感想を伝えることもできた。しかし、この日に見たいくつかのグループは名前をすぐに思い出させないくらい記憶が薄れている今でも、あの独特の空気感はなんだったんだろうという気持ちが消えないでいる。
謎である。
それを知るためには、自分も一度は福岡に行くしかないのだろうか。
簡単ではないことはわかっているんだけど、そんなことを考えている自分がいる。
