アイドル楽曲大賞2015に投票しました。の話

 今年はこのような曲に投票しました。

●メジャー 楽曲部門
3.0 少女たちの微熱/Luce twinkle wink☆
2.5 STAR TRAIN/Perfume
2.5 ねぇバーディア/Negicco
1.0 My affection/callme
1.0 ハレハレ☆パレード/LinQ

●インディーズ/地方 楽曲部門
3.0 RPM/ひろしまMAPLE★S
2.5 Boyfriend -A.S.A.P-/Faint★star
2.5 アイソレーター/ひろしまMAPLE★S
1.0 初恋MayFly/Stella☆Beats
1.0 Winter merry go round/RYUTist

●アルバム部門
2.0 Who is callme?/callme
2.0 ENDEAVORRR/ひろしまMAPLE★S
2.0 The Best of Dorothy Little Happy2010-2015/Dorothy LittleHappy

 Luce twinkle wink☆の「少女たちの微熱」をメジャー部門の1番手としました。アークジュエルのアイドルたちを今年は結構見たように思いますが、この曲は百合っぽい歌詞や曲調から漂うちょっと危険な雰囲気がおもしろいと思い、聞いているうちにすごくハマってしまったので、ここを評価しました。Perfumeの長く活躍してきたからこそ出てくるような味のある楽曲も良かったですし、Negiccoは曲から想起される物語性、手がかかっているんだろうけど、ハンドメイド感のあるところも気に入りました。callmeに関してはアルバムから選びました。事情はともあれ、「こういう音楽をやりたかった」っていう主張が見えた、そこをとりました。結局そこが脱退の遠因にもなったとも思えますが、それがグループを抜けてまでやるべきことだったのか、ということは来年以降の活動を見ていくしかないんだろうとも思います。LinQについては曲に対して自分に合う/合わないが大きく振れるグループのように思います。どうせならこれくらい振りきった曲をやってほしいような期待を込めて選びました。

You are a star!

You are a star!

(↑「少女たちの微熱」はこのシングルのカップリング曲です)

 インディーズ部門の1番手はひろしまMAPLE★Sの「RPM」を選びました。このグループは曲のかっこよさを買っているのですが、この曲は特にドラマチックな雰囲気を感じます。どういう意図でこういう曲にしたのかわからないですけど、「エモい」っていうのはこういう曲のことなのかもしれないなってことも思うくらいです。ドキュメンタリーとかの映像と合わせてみるというのもいいかもしれないってことも考えています。同じグループの「アイソレーター」にも感じるちょっと違う「エモさ」と、どちらをとるかは考えましたが、ドラマ性などの点を重視してこの曲を1番手に選びました。Faint☆StarはテレビでMVを見た時に感じた綺麗なおしゃれ感、そこを評価して2番手としました。ステラビにおいては3人になってから姉妹みたいな雰囲気が出てきて、その後の展開の期待を込めて1点を入れました。RYUTistについては、イベントで見ることがあるのですが、そのたびに曲が終わると延々と拍手が続くというシーンを見ていて、彼女たちはなぜこんなに愛されるのだろうということを考えていました。曲を聴く機会はそんなになかったのですが、ラジオでこの曲を聞いて、正統派のクリスマス・アイドルソングに聞こえて、最近はそういう曲って少なくなったと思うので1点入れることにしました。

RPM (Type-A) [CD+DVD]

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 アルバム部門はcallmeとひろしまMAPLE★Sは曲の出来重視で選びました。ドロシーのベスト盤については、今年彼女たちが3人と2人になってしまったことは実にさびしい出来事だった。そこから発表された曲の方向性はそれぞれまったく違う方向になって、もうこの5人が再び結びつくことなんて近い将来になんてありえないように思えます。ただ、その5人が残したものは残っていってほしい。曲はもちろん佳奈麻里の二人が歌い継いでくれることは確かです。ただ、あんな形で分かれてしまった5人が残したこのアルバムは、そこに5人がいたということの墓標のように思えるので、このアルバムに光を当てようと思って選ぶことにしました。

The best of Dorothy Little Happy 2010-2015

The best of Dorothy Little Happy 2010-2015