れにちゃん名言主になる。の話
最近はどうも仕事に押されているのか、中々書く気力が取れません。
それはともかく、昨日になるのでしょうか、マレーシア政府主催のイベントに招かれたももクロちゃん。
なんと首相がゲストで登場! ステージで握手までしたそうです。
昨年のドイツに続いての海外進出第2弾ということになるのでしょうけど、このあとはフランスの「JAPAN EXPO」の出場が決まっているので*1、着々と「世界のももクロ」への道が伸びているのを感じました。
さて、先日自分もささやかな発見がありました。
先日発売された「平成の名言200〜勇気がもらえるあの人の言葉 (宝島SUGOI文庫)」(大山くまお著)という文庫本があるのですが、そこに、ももクロが登場していることに気づきました。なんで気づいたかというと、高橋大輔とか、本田圭佑とか、芸能人だと宮崎あおいとか、爆笑問題とかの名前が並ぶ帯にももクロの名前が一緒に書いてあったからです。でも、ももクロの「名言」というと、どうしても川上さんが仕込んだプロレス起源の言葉を想像してしまうのですが、掲載された言葉はそういうものではありませんでした。
れにちゃんの言葉でした。
最初は「かわいく踊って歌うアイドル」になりたかったんですけど、
今となってはこうやってがむしゃらに歌ったり
倒れそうな勢いで踊らないと、達成感が得られないと思う。
これがどういう意味づけで選ばれたかというと、「働くことに前向きになりたい」という意味づけで選ばれているんです。アイドルも一種の職業であるわけですから、働くうえでの何かの達成感を求めるのは男も女もアイドルも一般労働者も、大きく変わるものではないのかもしれない。表現の仕方が違うだけで他のグループもそういうところはあるでしょうし。
でも決して華やかさ、スマートさだけが全てじゃないってことがれにちゃんの言葉からは想像できます。以前書いた「舟を編む」の感想にも同じようなことを書いたことがありますが、何かの証を残したい、たとえ形の残るものでなくても、という気持ち。働くことはそういう側面もある。れにちゃんのこの言葉が選ばれたのは、そういうものを伝えたいのかもしれない。書いていてそんなことを考えました。
明日からまた仕事です。馬鹿でも汗はしっかりかきますし、それだけ動きます。
平成の名言200〜勇気がもらえるあの人の言葉 (宝島SUGOI文庫)
- 作者: 大山くまお
- 出版社/メーカー: 宝島社
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