新雑誌「STARsoccer」。

 娘。系のあるサイトで楽天がサッカー雑誌「STARsoccer」を創刊するというニュースがあったのですが、それだけなら、大して気にもとめなかったのです。
 でも、昼食の時に読んだスポーツ新聞で記事を読んだとき、ちょっとした驚きを隠せませんでした。そこには三木谷社長の名前と一緒に、編集長として「鹿野淳」という名前があったからです。
 僕はこの人に会ったことがありません。でも、この人の名前は知っています。この人はかつて「ROCKIN' ON JAPAN」(以下ジャパン)」の編集長だった人で、僕が一時期雑誌としての「ジャパン」をよく読んでいたときの編集長だったのがこの人でした。
 となると、この人がどうやってサッカーを扱うのかが気になって、とりあえず見てみました。


 ジャパンそのまんまでした。

 レイアウトといい、後のコラムといい、構成といい、まんまでした。「ロッキンオンが出した」と思う人がいてもおかしくないくらいです。
「サッカーを中心にしたカルチャー雑誌」を言うだけあって、先発のサッカー誌とは大きく違う中身でした。扱うのはイングランドがほとんどで、Jリーグの記事は「マンチェスター・ユナイテッドと浦和レッズをつなぐ赤い糸」といったものくらい。もうちょっと広げればカズに18ページの特集を組んだくらい。
 この人がどうやって、これからのサッカーを扱っていくのだろうか? そういうところに興味があります。ガッタスとかの記事は期待しない方がいいでしょう。
 もっとも、売れなくなったら、いくらこの人でも、すぐにクビが飛びそうな気もします。
 ヴィッセル神戸の監督がそうだったようにね。