野茂英雄投手引退の話。

【ニューヨーク17日共同】日本人選手の米大リーグ進出の実質的な先駆けとなり、日本と大リーグで通算201勝(155敗)を挙げた野茂英雄投手(39)が現役引退の決意を固めたことが十七日、分かった。ことし四月にロイヤルズを自由契約となった後も獲得に乗り出す球団はなく「まだまだやりたい気持ちが強いが、プロ野球選手としてお客さんに見せるパフォーマンスは出せないと思う」と語った。

自分の場合、近鉄バファローズ時代から彼の活躍は見ていました。けれど、彼の在籍時はライオンズが常に立ちはだかって。その絶対のライバルは足を絡めた攻撃とか待球戦術とかで常に揺さぶりをかけてきた訳で。僕が西武球場に行った時はフォアボール連発で自滅するという有様で。ただ、ブルペンで投げていた姿を見たんですけど、やっぱり球は速そうに見えました。フォームの影響もあると思いますけどね。
 アメリカに渡った時はもめましたよね。今でこそ、後に続いた日本人のメジャーリーガーのパイオニア的存在のように言われてますけど、もめにもめて半ば強引にアメリカに渡った印象があって。だから当時のメディアは非難しているところもありましたよね、確か。日本のメディアを嫌っていたのはそういう事情もあったのかもしれませんけど、メディアの受けは良くなかったように思ってます。でも、ドジャースでの大活躍の末にTシャツがやたらに売れて、自分のバイト先でもアメリカから輸入して売っていた記憶があります。

残念だけど、仕方がないんだと今は思ってます。